脈診流経絡治療について
陽乃円はり灸院の治療方法の根本
脈診流経絡治療をご案内します
身体には五臓六腑に関わる気の流れ「経脈」という12の気の道筋が存在しています。全ての症状は、この五臓六腑の気の変動によって起こっているのです。この気の調節をするのが「経絡治療」です。 脉診流とは、この気の変動を両手首の脉を診ることにより診断し、 治療点となるツボを導き出し、12の経脈の流れを調節していく方法です。例えば、更年期障害などは、肝や心の気血の流れが強くなりすぎている場合が多く、腎と肺の気血が不足していたり、パニック 症状などもそうです。アトピーなどは、身体に流れるリンパが濁り、その老廃物を汗などに出すことで皮膚の炎症や痒みが発生している ものがほとんどです。この場合は、腎を強め肝や心の多くなりすぎた気を静めていきます。12の経脈を調整していくと本来もっている生命力が活性化し、自ら治癒していく力が蘇っていきます。西洋医学は、部分として症状を診ていくのに対し、脉診流は、身体全体を整えていきますので、副作用などはなく、安心な治療法なのです。
西洋医学との相違について
現代医学はあくまでも治療を目的とした医療であり、血液や尿検査、あるいは機械検査等によって異常がなければ治療対象になりません 部分にこだわる西洋医学と異なり、東洋医学の良いところは、自然治癒力を上げることで体全体に効果が作用することです。ですから高度に発達した現代医学の治療を受けるにも人間が本来持っている自然治癒力が低下した状態では満足のいく効果が期待できないこともあるでしょう。ましてや、現代人が過労やストレスなど後天的な諸状況により必要以上に自然治癒力が低下していることは明白です。
当院の考え方と特色
以上のような長い歴史に実証された身体に優しい「はり・お灸」の 治療に加え、当院の考え方として、身体をつくっているのは食べ物です。食はとても重要ですが、現代人はその認識が極めて希薄だと思わずにはいられません。食によって体も生き方もかわります。 必要に応じて、食事のご指導もしていきます。